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「カラダとココロにやさしい料理」をテーマに豆乳・ヨーグルト・五穀米などカラダにやさしい食材を使った和・洋・中・パン作りを教えています。
幼い頃から母や祖母から教わった日本の伝統の味と様々なレシピとの出会いから学んだ経験で心も温まるお料理作りのコツを日々紹介しています。
普通に手に入る食材で無理なく体にやさしくプラス美味しいお料理を皆さんのテーブルに提供するお手伝いが出来たらと思っています。
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ゴールデンウィークという事もあり少しブログもお休みしていました。
皆さんはどこか行かれましたか?私はまたまた富士山にある友人の別荘に行って来ました。
お天気にも恵まれて緑の色も実に目に鮮やかです。所々に咲いたお花についつい見とれてしまいました。
ポカポカの陽気でしたが富士山の山頂部はしっかり雪が被っています。
今回の滞在で一番の収穫だったのは公園で行われていたフェスタです。
地区に住んでいる人や農家の方々が趣味で作ったものや自分の家で栽培したものを持ち寄ったフリーマーケットのようなものです。
農家の方がわけぎを売っていたので早速購入。そして採れたての新鮮な竹の子を見つけたのでホームクッキングAコースの竹の子ご飯のに丁度いいかも!と大喜びで購入しました。
趣味で陶芸をされてる方ですが、とっても味わいのある作風なのでパーティー用に大皿を購入しました。そのうち皆さんにお目見えすると思います。
手作りのかごを持ってきた方です。
パンコースにぴったりの籠を見つけて購入です。
手作りこんにゃくもありました。
帰って煮物にして食べてみたところ、粗引きだそうでザラザラして深みのあるとっても美味しいこんにゃくでした。
金柑(きんかん)や生姜の佃煮もなかなかのお味でした。
犬を連れて遊びにくる人もいてとってものどかな雰囲気です。
一番驚いたのがこのホルン。何と吹いている方の手作りです!
その方の持っていたシタールというインドの楽器です。コーヒーを飲んでくつろぎながらシタールを弾いてホルンを吹くのが一番のリラックスタイムだとか。一目見て文化人かしら?と思わせる容貌と雰囲気を持った方でした。
東京ではおしゃれなフリーマーケットがたくさんある昨今ですが、人と人の触れ合いがある富士山のフリーマケットは規模こそこじんまりしていても皆が楽しく集う気軽さは負けてはいないと思います。
先日ブログで紹介した稲取にお友達と一緒にまた行ってきてしまいました。何度見ても素敵なつるし飾り。。。
お飾り以外にも色々と置いてある小物やお人形がかわいらしいです。
つるし飾りを見た後、港に行くと丁度漁を終えたばかりの漁師さんが上がった魚を仕分けていました。
見れば見事な金目鯛です!目が金色に光っているのが見えますか?
おなかもすいてきたので以前着た時にお世話になったお寿司屋さんへ行きました。いただいたのはどれも上がったばかりの土地の魚です。
なんとマンボウをいただきました!もちろん初めて食べますし姿形を知っていると「大丈夫なの?」と最初は不安だったのですがとっても淡白で美味しいお魚でした。
お味噌汁は金目鯛のアラ(お刺身などでは使わない部分)や中骨でとった本当に美味しいものでした!
この味はちょっと他ではいただけないと思いご主人に伺ったところによると、金目鯛は日本各地で上がるそうですが稲取の金目鯛は1匹2500~3500円で取引されるトップランクのもので市場にも中々出ないそうです。偶然とは言えさっき港で見た光景は正にこの港町の象徴だったのだと納得しました。
今回は泊まり旅行であちらこちら伊豆を巡ってみました。ここは昔伊豆の踊り子の撮影(吉永小百合主演だそうです)現場です。
近くには森のエッセンスを凝縮したような素晴らしい味の湧き水飲み場がありました。
揺れる竹林の葉音を聞いていると心も静まります。
最後にベコニアガーデンに行ってたっぷりお花を堪能しました。
伊豆はちょっとした息抜きにはいいところですよ。
上は勝浦の漁港で開かれている朝市の写真です。旅行をすると私は必ず市場などを見ては土地の食材をチェックするので今回も楽しみに行ってきました。
何やらあやしいというか面白いおじさんが出店していました。竹細工師の世界ではそれなりに有名だそうです。おしゃべりついでにホーホケキョと鳴くうぐいすの形をした竹の笛を購入しました。
かわいらしい竹の蟹さんもいました。写真では分かりにくいですが紫の箱の上には爪くらいの大きさしかない子ガニがいます。かなり熟練した職人さんなのかもしれません。
懐かしい干し芋が売っていました。昔はよく食べましたけど最近はめっきり見ることが少なくなりました。日本茶ともよく合うおだやかな素朴な甘味がいいですよね。口さびしい時にちょっといただくのにいいかな?と思いこれも購入です。
採れたての朝上がったばかりの魚が並びます。きんめの鮮やかな赤が鮮度の良さを物語っています。
87歳のおばあさん手作りのお手玉が売っていました。横にある鯛せんべいも漁師町ならではです。
この塩辛屋さんで塩辛を購入しました。ここの塩辛はオススメです!名前もそのまま「塩辛屋」ですから分かりやすいですね。
この日は晴天に恵まれ、空を映した港の海を目にしつつのどかに流れる時間に気ままに身をまかせて散策を続けます。
干物がどこまでも並んでいました。こうやって太陽にあてて旨味を熟成させていくのです。ヨーロッパには生ハムの伝統がありますが私達には干物や鰹節といった昔ながらの知恵があります。
漁港から車で移動し、しばらくすると静かな砂浜にたどり着きました。守谷海岸という所だそうです。打ち寄せる波の音に心もおだやかになります。
帰路につく途中せっかくここまで来たのだから新鮮な海の幸をいただこうと言う事で気取らない港の普通のお店に入りました。アジのたたきをお味噌であえた「なめろう」です。
お刺身の盛り合わせがついた定食を取りました。これがとっても美味しくて1100円でしたが都内で食べたら3000円はするわね、と皆で納得しました。
天ぷら定食の海老も迫力ある大きさでした。20センチ弱はあろうかという大きさでもちろん味も折り紙つきです。1200円でしたがこの美味しさも都内で食べたらやはりそれ相応の値段がつくのでしょう。最後に美味しいお昼が食べられてよかったよかったと皆で満足してお店を後にしました。
土地で取れたものをいただくというごく当たり前の事が難しくなっている今日この頃ですが、こうやって食べてみるとその美味しさには驚かされます。値段のはるお料理もいいですけど採れたての食材を使ったごく当たり前のお料理もまた格別です。日々の食卓をどう考えればよいか少しヒントをもらった幸せなお休みでした。
先日お休みを利用してお友達と千葉に行ってきました。途中立ち寄った亀山湖は素晴らしい紅葉でした。
出発前にTVを観ていたら道が細いので車が入りにくい静かな紅葉の絶景スポットと紹介されていたので寄ってみたのですが本当にひっそりと佇む湖でした。
勝浦のお宿に到着し窓から見た景色もまた素晴らしかったです。遠くに太平洋が見えます。
勝浦で常宿にしているこのお宿の魅力はなんといってもお食事です。中華やヨーロピアンも大好きな私ですがやはりこうやって海から上がりたての食材は和のスタイルでいただきたいものです。上の写真は先付の「赤貝とわかめの海老味噌醤油和え」です。
お椀は「潮(うしお)汁」です。焼き葱と三つ葉の風味が効いてとても美味しかったです。
お造りは鉢鮪(ばちまぐろ メバチマグロの略)・金目鯛・勘八(かんぱち)です。こちらは文句なしの美味しさでした。
焼物は「帆立貝の殻焼き味噌仕立て」です。香ばしい味噌の香りが体を温めてくれる冬にありがたい美味しさです。
今回一番美味しかったのが「海老真丈(しんじょう)アーモンド揚げ」です。添えられていた慈姑(くわい)も美味しくいただきました。揚げ物なのにさっぱりといただける一品でした。やはりこれが和のテクニックなんでしょうね。
そして定番ですが「金目鯛の煮付け」です。実こちらは期待外れで少しがっかりしました。
宿についてからというものずっと雨が降り、お目当てのタラソテラピーも風邪気味で断念せざるを得なかったので楽しみはお食事しかなかったのですが次の日の朝は見事な天気に恵まれ素晴らしい朝日を見る事が出来ました。
朝日を浴びると水気を含んだ森から霧と蒸気が立ち上り壮大な眺めでした。1泊の予定ですから朝市にでも寄り帰る予定でしたが素晴らしい朝日を見れてさいさきの良い一日のスタートです。
この前ちょっと千葉の田舎に行ってきました。畑ではあるもの(上の写真がその『あるもの』の畑です)の収穫期でしたが何だか分かりますか?
答えは千葉の名産物のひとつ落花生です。こんな風になっているの知っていました?
畑の周りを歩いていたら農家の方と仲良くなって「もっていきなよ」とどっさりいただいてしまいました。こういうハプニングが田舎巡りの醍醐味です。殻ごと茹でて食べなさいとの事で帰ってさっそく茹でてみましたがとっても美味しかったです。ねっとりしてホクホクして普段口にしている乾燥したピーナツとは別物でした!
後日ニュースで観たところこの茹でピーナッツは輸入物に押されてすっかり市場での需要がなくなってしまった千葉の落花生農家の方たちの苦肉の策だそうですが売れ行きは上々だそうです。
コスモス畑もあったり。。。
小川に鴨がいたりと都心からちょっと離れるだけで驚くほど豊かな自然が広がっています。
収穫が終わった落花生畑です。こうやってまとめて置いておくのだそうです。ミレーの「落穂広い」の中にこんな田園風景がありましたね。
てくてく歩いて農家の方達が持ち寄った野菜を売っている販売所に行くと巨大なかぼちゃがごろごろありました。ハロウィン用のかぼちゃだそうです。
販売所の中は栗・お米・お芋そしてもちろん落花生と秋の実りを感じる豊かな品揃えですがお野菜の新鮮さはさすがのものでした。こういう場所に来ると職業柄わくわくしてアンテナがピンとしてきます。田舎に来たら絶対に土地のお野菜が売っている場所に行くように心掛けています。
「あけび」も売っていました。秋の田舎のならではの懐かしくなる果物です。
私はよくこうやって関東近郊の生産地を新鮮な食材を求めて遊びがてら訪れる事が多いのですが、その度に普段のお買い物で見るものとはまったく異なる表情の野菜や土地の名産品に出会ってパワーをもらったり、色々とひらめいたりと本当にいつも得るものが多くてやっぱり食材というのは大地に根付いたものだという事を毎回感じます。
そして毎回生き生きとした農家の方との出会いがあっていつも勉強させてもらっています。
お料理だけしていると見失いがちなものを再発見出来た実り多い秋の休日でした。