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「カラダとココロにやさしい料理」をテーマに豆乳・ヨーグルト・五穀米などカラダにやさしい食材を使った和・洋・中・パン作りを教えています。
幼い頃から母や祖母から教わった日本の伝統の味と様々なレシピとの出会いから学んだ経験で心も温まるお料理作りのコツを日々紹介しています。
普通に手に入る食材で無理なく体にやさしくプラス美味しいお料理を皆さんのテーブルに提供するお手伝いが出来たらと思っています。
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先日お友達がお昼頃に遊びに行くと言うのでせっかくだからお昼でも。。。という事でちょっと一手間かけてチャイニーズのランチを作ってみました。といってもこの日は朝から何かと忙しかったので手抜きしつつもおもてなしという事で清蒸(鮮)魚を作ってみました。
清蒸(鮮)魚は広東料理の代表的な一品で、はらわたなどをのぞいたカブト(頭)付きの白身魚例えばいしもち・いさき・鯛・まながつおなどをお皿にのせてねぎ・しょうがをたっぷりのせたら後は蒸し器で蒸すだけというシンプルな料理法の一品です。中華風アクアパッツァと言ったところでしょうか。この日はちょっと豪華に鯛で作ってみました。蒸しあがったら香菜をお魚の上に盛って醤油・お酒などの合わせ調味料をかけ中華鍋で熱した油をお客さんの目の前でたらすと、ジューッという音と共にねぎ・しょうが・香菜の香りが広がり、ただ蒸しただけの魚より味わいも確実に深まります。何より音という演出も加わって宴席にはもってこいの魚料理です。
続いて今月のチャイニーズコースで紹介する海帯肉蒸蛋「わかめと挽き肉の中華風茶碗蒸し」です。写真では分かりづらいですがかなり大きめのグラタン皿を使ってみました。もちろんお丼を使ってもいいですし、人それぞれお好みの器で作っていただければいいのですが中華の茶碗蒸しは大きな器で作ってみんないただく豪快ないかにも中華なところがおもてなしにぴったりです。
気のおけないお友達ですから大皿2品もあれば、あとは楽しいお喋りで盛り上がって楽しいお昼をいただけました。おもてなし料理というと本式にテーブルセッテッィングをして。。。などど固くなる必要はありません。1品2品でも楽しい会話の引き立て役になるお料理を心がけて下さいね。
ベトナム料理を食べに行きました。前回行ったのは隠れ家的名店の蒲田のミレイ(1ヶ月前予約でした!)でしたが今回はちょっと目に入ったお店に飛び込みで入りました。まずはお店の方がおすすめする揚げ春巻きを。普通ベトナムの揚げ春巻きは生春巻きと同じライスペーパーを使うので皮はツルツルしていますが、このお店は揚げ春巻きの皮は手作りという事でサクサクして美味しかったです。写真でも細かい筋のようなものがいっぱい走っているのが分かると思います。
ただ残念だったのはベトナム料理といえばハーブを山のようにいただくのに、このお店ではレタスと紫蘇が横に添えてある。。。という感じで本格的とは言い難かったです。
つづいて定番のフォーをいただきました。ミレイでいただいたのは牛肉のフォーでしたがこれはフォーサイゴンといって魚貝も入りスープをこってりとしています。これはまあまあの味でした。
そしてこちらがお店の方イチオシのベトナムの屋台料理「豚肉の焼肉ライスペーパー巻き」です。
プラスチックの専用の丸いスノコの上に引かれたライスペーパーの上に豚の焼肉と紫蘇とにんじん、きゅうりをのせてて、
くるくると巻いていきます。
甘いソースにつけていただきます。ライスペーパーは湿らせてもどしてした後は1回くっつくと二度と離れない性質なので注意して巻かなければいけません。わいわい言いながら巻いてゲーム感覚で楽しめる一皿です。豚肉にも下味が染み込んでいて細かく砕いたピーナッツがのせてあり中々の味でした。ただやはりこれもスイートバジルだったり香菜やミントなどを入れて巻けばもっと本場の味に近づいて美味しくなるのに。。。と心残りでした。海外でベトナム料理をいただくとたっぷりハーブがサーブされてくるのですが、やはり日本はまだまだハーブ後進国なのかもしれませんね。その点、ハーブたっぷりのミレイはやはりあなどれないと改めて感じました。
今川崎ミューザではクラシックフェスティバルが開催されています。クラシック好きの私はもちろんチケットを購入してここのところ何日かコンサートに行きとても充実した毎日です。
またフェスティバルにともない山本容子さんの展覧会も開かれ、先日コンサートに行った時はトークショウも開かれていたので作品について直にお話を聞く事ができました。
つい先日行った時は東京交響楽団で指揮はニコラ・ルイゾッティというイタリア人。曲目はヴェルディの歌劇運命の力序曲、チャイコフスキー幻想序曲ロミオとジュリエット、プロコフィエフの交響曲第5番変ロ長調作品100でした。
指揮が本当に素晴らしくて見事な演奏でしたけど、さすがイタリア人の指揮者というだけあってジェスチャーたっぷりでロミオとジュリエットの時は手でハートマークを作っていて笑ってしまいました。
開演前の会場です。フェスタというだけあって満員です。
そして山本容子さんの作品です。本のカバーなどで見た事がある方も多いと思います。
幻想的な作風ですね。展覧会もおすすめですので時間のある方はぜひ行って見て下さい。
先日よく行く輸入食品店でタイ米それも香り米を見つけたので早速購入しお昼ごはんにタイ料理を作ってみました。
まず前菜のベトナム風生春巻きです。香菜・ミント・海老・鶏挽き肉などを巻き込んで砕いたピーナッツを入れたスイートチリソースでいただきます。ミントを入れたのですっきりした味わいになりました。
「鶏肉の団子入り春雨スープ」です。本来ならばナンプラーの次によく使われるシーズニングソースを入れますが手元になかったので急遽ナンプラーで代用しましたが美味しかったです。
「鶏肉とバジルの炒め物と目玉焼きご飯」。鶏肉を炒めるのにプリッキーヌ(タイの激辛唐辛子)を入れたかったのですが急に思い立った事だったので用意不十分で日本産の「辛い」と表示してあった青唐辛子を使ったところ、やはり辛味が足りません。エスニックを作ると辛味も旨味なんだという事がよく分かります。でも香り米の風味がその分をしっかり埋め合わせをしてくれて満足のいく出来栄えでした。
せっかくの夏ですからこれからもお昼にエスニックを作っては紹介していこうと思います。皆さんもぜひ自分で作ってみて下さい。レシピの幅がぐっと広がりますよ。
先日三浦海岸へ行って購入したルバブを使ってジャムを作ってみました。ルバブはヨーロッパやアメリカではジャムやタルトの中身に使われるポピュラーな食材です。色が赤みがかっているのが特徴で日本のフキと同じ種類に属しています。最近は大きいスーパーでも見かけるようになってきました。
それでは砂糖といっしょに煮詰めていきます。フキと異なるのは煮やすさですね。フキだと筋をとったりしなければいけませんがルバブはあっという間に火が通ります。
10~20分もあればこのようにドロドロとジャム状になってしまいます。
お味のほうはルバブ独特の味でほのかな塩味と酸味があります。他にたとえようのない不思議なルバブの味です。だからと言って食べにくくはありません。個性の強い味というわけではないんですが似た味はありませんね。確かボンヌママンの製品でルバブのジャムがあったと思います。気になる方は輸入食材を取り扱うお店に行った時に注意してみて下さい。