忍者ブログ
荏原スミ子料理教室 ~手作りパンとホームクッキング・チャイニーズ・ヨーロピアン~                          -カラダにやさしい食材でココロもよろこび温まるお料理を-
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
プロフィール
HN:
Sumikoさん
性別:
女性
職業:
料理教室教師・経営
趣味:
旅行・ガーデニング
自己紹介:
JR川崎駅徒歩5分のところに料理教室を開講。
「カラダとココロにやさしい料理」をテーマに豆乳・ヨーグルト・五穀米などカラダにやさしい食材を使った和・洋・中・パン作りを教えています。
幼い頃から母や祖母から教わった日本の伝統の味と様々なレシピとの出会いから学んだ経験で心も温まるお料理作りのコツを日々紹介しています。
普通に手に入る食材で無理なく体にやさしくプラス美味しいお料理を皆さんのテーブルに提供するお手伝いが出来たらと思っています。
バーコード
ブログ内検索
アクセス解析
カウンター
1 2 3 4
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2007mid1.JPG












先日東京ミッドタウンに行ってきました。本当は国立新美術館で開催されている「フェルメール展」に行くのが目的で一人でも行こうと思っていたのですが、お友達を誘ったところ私も私も...返事をいただき折角なのでミッドタウンのレストラン「Union Square Tokyo」に予約を入れて行ってきました。上はいつも気になるSun Fruitsのウインドウです。前回行った時は四角や三角のスイカがありましたがさすがにもうスイカはなかったですね。
2007mid2.JPG












こちらが「Union Square Tokyo」です。NYの№1レストランの東京店です。過去10年間常に1位をキープしてきたそうです。前回は着いてからで大丈夫かな?と思っていたのですがどこも満席で、あんな思いはもう2度としたくないのでしっかり予約を入れたのです。
2007mid3.JPG












入ると素敵なバーカウンターがあって。。。
2007mid4.JPG












落ち着いてかつモダンなインテリアです。
2007mid5.JPG












最近こうやって厨房を見せるタイプのレストランが昔に比べて増えてきたなと思います。
2007mid6.JPG












まずはカリフォルニア産のシャルドネをオーダーして乾杯です!
2007mid9.JPG












前菜の「南房総産千倉産お魚のカルパッチョ ライム風味」です。友達がオーダーしたのですが一口いただきました。上にのったシブレットにトマトの味とライムの爽やかな酸味が上手くミックスした上品な味の一皿です。
2007mid10.JPG












私がオーダーした前菜は「フリウッリ風ザクロ・くるみ・グアンチャーレ・ルッコラ・ラディッキオ・りんご・モンタジオチーズ」とちょっと長い名前です。さすがに色々な食材を使っているだけに口の中に複雑な味が広がりますが、異なる歯ごたえと香りと食感が幾重にも重なる味わいは見事なもので、計算されつくいているのだな...と感じました。
特にリンゴ・ザクロ・グアンチャーレ(豚の塩漬け肉パンチェッタのようなもの)・上に振りかけたモンタジオチーズの組み合わせが印象的です。
2007mid11.JPG












メインでオーダーしたのが「千葉産かぶらぎ豚のグリル メープル風味の野菜ローストとルーコラ添え」です。適度に硬さもあり噛むと味がギュっと染みでてくる美味しいポークでした。かすかに漂うフランベしたお酒の残り香が美味しさを引き立てます。
2007mid22.JPG












実はとっても美味しかったのがお肉の下にあった野菜のソテーです!玉ねぎとビーツとじゃがいも(インカの目覚めという種です。これについて後日ブログで!)でシンプルにソテーしただけなのに不思議なくらいに美味しいお肉の下に隠れているのがもったいない味でした。
2007mid12.JPG












デザートは「モスカートダスティーのジュレとライチジェラート」をオーダーしました。ジュレが美味しかったですよ。
2007mid13.JPG












お友達は「柚子チーズケーキとレモンジェラート」をオーダー。ちょっとつまみ食いさせてもらいましたが、美味しいけどそんなにも...というのが正直な感想です。
しかしトータルすると外れのないお店だと思います。確かに評判通りの質の高いお料理でしたし、お皿も素敵でトータルに楽しませてもらいました。
2007mid14.JPG












食後の散歩と言う事で国立新美術館まで歩き...
2007mid15.JPG












待望のフェルメール展へ!青いスカートをはいてツボを持った女性の絵は一度はご覧になった方も多いと思います。残念ながらカメラはここまで。
2007mid17.JPG












フェルメール展は本当に素晴らしかったですよ。個人的には前回のモネ展よりずっと良かったと思います。市井の人々の普通に生きる様が見事に描かれていました。貴族の肖像画ばかりが名画ではないのだという事を深く考えさせられました。そして美術館を出て再びミッドタウンに戻ってきました!もうクリスマスの飾りつけのシーズンですね。
2007mid18.JPG












お気に入りのDEAN&DELCAに行くと1瓶3万6000円の25年熟成のバルサミコ酢を発見しました!
2007mid19.JPG












さあおみやげでも、とハム&チーズのコーナーへ。色々と店員さんとお喋りを楽しんで目星のものを買って早く家に帰って食べたいなとうずうずしながら帰路につきました。おみやげについてはまた後日またブログで!
2007mid20.JPG












外に出ると先ほどまでうっすらと色づいていた空が...
2007mid21.JPG












すっかり暗くなってイルミネーションが輝いていました。年の瀬に向けて確実に陽が短くなりつつありますね。
PR
takao1.JPG












先日高尾山にハイキングに行ってきました。このブログをよくご覧になっている方はきっと、先生はよくいろんな所に行くな。。。と思われるでしょうが私にとってこうやって出かける事はエネルギーを補給しに行くみたいな感覚でなくてはならないものです。
お昼くらいに到着したので山頂に行く前にお昼をいただく事になりました。
takao2.JPG












手打ち十割そばのお店を見つけました。土地のお水を使っているそうで美味しそうだったのでお昼はここに決めました。
takao3.JPG












最近十割そばのお店をけっこう見かけますけれど十割そばの意味とは、そもそもおそばはそば粉8:小麦粉2で作るのですが、十割とはつなぎの小麦粉を使わずそば粉だけで作る製法の事です。素人が作るとボソボソになって切れてしまうのですが見事な打ち方のせいか、なめらかでコシがあってでそば粉の香ばしい香りもたっぷりあり美味しくいただきました。
takao4.JPG












これはうなぎの粽(ちまき)です。お米がとても美味しかったのに中のうなぎがちょっといまいちで残念でした。
takao6.JPG












お腹もいっぱいになったところで一路山頂へ。
takao7.JPG












急な登り道を電車は登っていきます。さすがに全行程歩きでは無理なので文明の利器にたよって山登りを楽しみます。
takao8.JPG












下車後は山頂のお寺を目指して石段を登っていきます。
takao10.JPG












山中、登り道はただひたすら続きます。ふもとの駅に着いたのがお昼だったせいか人もまばらで、場所によっては人をぜんぜん見かけませんでした。
takao12.JPG












ようやく山頂に到着!風情があって心がなごむ空間です。ひっそりとしていたせいか山の静けさが体に染み入ってくるようでした。
takao9.JPG












奥には立派な本殿がありました。なんでも千二百年ほど前に建てられて今でも年間300万人も参拝者が来るのだそうです。そして参拝者を迎えるように天狗(てんぐ)像が本殿前に立っていました。見えますか?
実は先日東京ミッドタウンに行った時足をくじいてしまってから足の調子が悪く正直今回のハイキングは無理かな?と思ったのですが不思議と高尾山から家に帰ってきたらあんなに歩いたのに痛みも以前よりひき楽になっていて少々驚きました。歩いた事によって逆に足を活性化したのかもしれません。それとも自然の中を歩いた事でストレスも吹き飛ばされて足も良くなってしまったのかしら?と疑問の余地は残りますが、何はともあれ心身共にすっきりした休日を過ごしました。

t2.JPG









先日中華の名店・東麻布の「富麗華」にご招待を受けて行ってきました。富麗華は中国飯店の支店で外国からの要人や皇族の方もいらっしゃるお店だそうです。ブッシュ大統領の息子さんや雅子様もいらっしゃったそうで特に雅子様はお庭にいたく感激をされたとお店の方から伺いました。
上は前菜の盛り合わせですが素晴らしかったのは豚の角煮のように見える一品です。カリっとした表面の塩味皮つきのバラ肉が美味しかったです。
t3.JPG









これはライスペーパーで包んで揚げた海老をほんのり甘くねぎ・生姜風味で炒めた一品です。調味料が分からないほどのデリケートな味わいが印象的でした。
t4.JPG









そして「フカヒレの姿煮」です。その美味しさもさることながら気になったのはとろみが片栗粉の食感とはまったく異なる実になめらかなシルクの様な舌触りで細部にまで徹底した料理人の方のテクニックにはただただ脱帽するばかりです。
t6.JPG









「北京ダック」もいただきました。今まで何度かいただいた事はありますが今まで見た中で一番小ぶりのダックです。
t7.JPG









クルクルと包んでいただきます。お店のおすすめというだけあって絶品でした。
t8.JPG









続いて「ハタの姿蒸し」です。お魚をネギや調味料と共に蒸すお料理は中華では非常にポピュラーな調理法です。

t9.JPG









そしてこれはトマト・枝豆などの季節野菜などを調理したお料理でシンプルなのにとにかく際立った美味しさでした。職業柄、大抵のお料理は食べると調理法が分かるのですがこのお料理はいくら舌を研ぎ澄ませても調理法が見えてこないのです。食べた事のない野菜おそらくヘチマが入っていて食感も大変楽しませていただきました。
t10.JPG









「中国たまり醤油の炒飯」です。しつこそうですがこれが食べやすくて驚きました。XO醤(エクスオージャン)の風味と松の実の香りがアクセントでこれは再現してみようと思わせた個性的な炒飯です。
t13.JPG









デザートはマンゴを使ったスイーツをいただきました。
t12.JPG









お茶は新芽のかめ出し烏龍茶で緑茶の様に茶葉が緑ですっきりとした味わいです。
t14.JPG









お茶受けのナッツと胡桃の飴がけも上品な甘さで最後の品まで何ひとつくどさを感じさせずにいただききました。
t5.JPG












カラフルな壷がかめ出し烏龍茶の壷です。いかにもチャイニーズな可愛らしい壷です。

t11.JPG












中国楽器「二胡」の演奏を聞きながらお食事をいただきます!

t15.JPG












調度品も素晴らしくてウッディーでシックな店内を引き立てていました。
t16.JPG












これはご自慢の「木の化石」だそうです!大変貴重なものだそうで、親切に手にとって撮影させていただきました。

t1.JPG












「富麗華」の表玄関です。お祝い事や大切な接待などにぜひ覚えておきたいお店です。
中華というと大胆なイメージがありますがここのお料理はどれも繊細で口に入れた瞬間にはっとさせるエレガントな美味しさがあり中華の真髄の奥深さを感じさせる技法にはただただ感服しました。チャンスがあったらぜひ訪れてみて下さい。

m1.JPG

 

 

 

 


先日お友達と東京ミッドタウンに行ってきました。ショッピングやお食事もいいけど美術館巡りも大好きな私はミッドタウンへ行く前に国立新美術館のモネ展に行きました。
m2.JPG









外観・内部共にとってもモダンで美術館の持つ重々しいイメージを覆す空間でした。
m3.JPG









そしてこの行列!モネは大好きなのに正直なところ余りの人の多さにいささか疲れて絵を鑑賞する余裕がありませんでした。
m20.JPG









その後いよいよミッドタウンへ。雨だというのに美術館と同じく人が多くて驚きました。
m19.JPG









ウィンドウショッピング中見かけた四角や三角のスイカです。思わずパチリ。。。
m21.JPG









お腹もすいてきたのでどこかレストランへと思ったのですがどこも満員でようやく空席が見つかって入ったのがメキシコ料理のお店「La colina」です。
m4.JPG









中では陽気に音楽を演奏してとってもラテンな雰囲気です。
m5.JPG












職業柄ついつい厨房が気になると「写真撮っていいよ。」と中を案内してくれました。従業員の方もラテンなとってもフレンドリーなレストランです。
m6.JPG












とりあえずはコロナとメキシコのビールで乾杯!m7.JPG













ここのお店の良いところは従業員さんが皆メキシコの方で日本語がそんなに上手ではないとろころです!本場の雰囲気も出るし言葉を越えて本当に親切にサービスしてくれるのでとっても居心地がいいんですよ。

m9.JPG












さて前菜の「クリスピートルティーヤにのせたフィッシュサラダ」です。アボガドとスズキのサラダですがとってもさっぱりしていてコリアンダー風味とわずかなグリーンチリの味が今までに味わった事のない新鮮な味わいです。
m13.JPG












続いて「エンサラダ シスクス」と言って色々なお野菜のミックスサラダですがこれがコリアンダー&様々なハーブのソースがかかっていてとっても美味しかったです。
m11.JPG












「ミチュカワン市の季節香るクリスピートルティーヤ クリームとフレッシュチーズのビーンスープ」です。名前を読んだ時、正直よく分からなかったのですが黒豆のスープにサワークリームと揚げたタコスが入っていてこれもなかなかです。
m15.JPG












そしてメキシカンと言えばやっぱりタコスですよね。「シロアナの伝統のチーズと海老のタコス」です。ピリ辛のトマトソースとコリアンダーが添えられています。メキシコ名はTACOS GOBERNARDORと言うそうでメニューを見ながら好奇心たっぷりの私は始終質問していました。その度に本当に優しく教えていただきました。
m17.JPG












中を開くとスパイシーな下味が効いたグリルした海老と溶けたチーズが入り今までのタコスのイメージとはかけ離れていましたがこれもとっても美味しくってメキシコ料理の奥深さにただただ感心するばかりです。
m18.JPG












デザートは「セリアおばあちゃんのの自家製プリン」です。何ともかわいらしい名前ですが、これがとっても甘かったです!思い出したのが昔スペインを旅行した時よくデザートで強烈に甘いプリンが出されたのですがおそらくスペイン語圏の共通の味なんでしょう。

今回メキシコ料理を食べてみて今まで私の中にあった牛挽き肉のタコスのイメージは実に浅薄なものであったと思い知らされました。本場のメキシカンに触れるチャンスが無かったとはいえ、本場の深い味わいの世界に出会いとっても惹かれました。アボガトでコクを出したりレモンをアクセントに使ったりコリアンダーやハーブ・チリを多用して他の国の料理にはない味を作りだすのは見事でした。機会が会ったらまたぜひともトライしてみたいですね。皆さんにもぜひ行っていただきたいおすすめのレストランです。

mirey1.JPG

ベトナム料理を食べに行きました。お店の名前は「ミレイ」。1ヶ月前に予約しないと席は取れないという知る人ぞ知る名店です!トルシェ監督の通訳をしていたダバディさん(髪が長くて今はスポーツ番組の記者や、バラエティなどにも出演している日本語の達者なフランス人)は相当なベトナム料理通だそうで、その彼が推薦する日本で唯一本場の味を紹介するお店という事だそうです。写真は「揚げ春巻き」ですが、ハーブとレタスがいっぱいサイドに盛り付けてあります。甘いニョクマムのタレでいただきます。噛むと海老の香りがふぁーと口の中に広がり美味しい!と思わずため息も出てしまいます。

mirey2.JPG








これは「バイン・セオ」ベトナム風お好み焼き?オムレツ?です。こちらもたくさんのハーブといっしょに甘タレでいただきます。とにかくハーブがいっぱいですごくフレッシュな香りで口中が爽やかにいただけるのが魅力ですね。
mirey3.JPG








そして「揚げ春巻きのせビーフン」。これもハーブがいっぱいです。

mirey4.JPG








「たけのこと豚ばらのえびみそ炒め」これがとっても美味しかったんです!レモングラスが隠し味だそうですが、上にのった香菜といただくと最高でした。えびみそってすごい調味料だと思います。深みとボリュームのある旨味が素晴らしいんです。調べたのですがベトナム料理専門店でしか取り扱ってないのでお教室では紹介出来ませんね。残念です!
mirey5.JPG








「骨付き鶏もも肉のグリルレモン風味」こちらもとって美味しいんです。甘い味付けが多いなかレモンの酸味がアクセントになってジュシーな鶏肉の旨味が引き立つ、グリルの長所がしっかり出ている一皿です。
mirey6.JPG








そして「牛肉のフォー」です。他店では食べたことのないコクと香り。。。そしてたくさんのハーブ。本場の味を知るお友達と行ったのですが日本でこの味がいただけるなんてと絶賛していました。
V3.JPG












「ゴーヤの卵炒め」シンプルながらも忘れられない味です。ニョクマムの旨味がいい味を出してます。
V2.JPG












定番の「生春巻き」。さっぱりした味わいです。
V1.JPG












ベトナム名物ロータスティー(蓮華茶)が可愛らしいポットとグラスでサーブされます。テーブルクロスもギンガムチェックで素朴な雰囲気作りに一役買っています。
V4.JPG












スイーツでいただいた「バジルシードのチェー」バジルの種が入っているのですがクセもなくさっぱりして美味しかったです。本当に美味しくってたくさんいただいてしまいました。本格的な本場の味のベトナム料理は初めてトライしましたがとにかくたくさんのハーブをいただける事そして辛味・酸味はタイ料理ほど強くないことが特徴です。香菜が苦手な方にはちょっとつらいかも知れませんね。でも本当に私はここの味に刺激されてしまって、エスニックにしっかりと取り組みたくなりました。その昔まだ東京にタイ料理のお店なんて数えるくらいしかなかった頃からいろいろなエスニック料理のお店を食べ歩いてましたけど、今回改めて東南アジアの深い味の世界に気づかされた、そんな一夜でした。

Copyright © Sumiko EBARA Cooking School’s blog All Rights Reserved.
Powered by Ninjya Blog 
Design ・ Kuramori Hakua
忍者ブログ [PR]