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「カラダとココロにやさしい料理」をテーマに豆乳・ヨーグルト・五穀米などカラダにやさしい食材を使った和・洋・中・パン作りを教えています。
幼い頃から母や祖母から教わった日本の伝統の味と様々なレシピとの出会いから学んだ経験で心も温まるお料理作りのコツを日々紹介しています。
普通に手に入る食材で無理なく体にやさしくプラス美味しいお料理を皆さんのテーブルに提供するお手伝いが出来たらと思っています。
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ご存知の方もいるかとは思いますが、先日お教室の休みを利用して北京とその周辺を3泊4日で巡って来たので、その時の写真をUPしようかと思います。
北京に着き市内の中心部に出た後、早速リキシャーに乗って胡同(北京の古い町並みが残されている旧市街地区)へ向かいました。
行きかう自転車は想像していた北京の風景そのものです。ぶつかりそうなスレスレの所を走るのでスリル満点でした。
北海公園近くの気持ちよい柳並木の中を通り抜けて、
古いたたずまいが多く残るひなびた地区に入りました。
この日、見学させていただいたのは退役軍人さんのお宅です。四合院という中庭がある伝統的なスタイルの民家だそうです。
シーツらしきものが干してあって生活の匂いが感じられました。奥に居間があるのが見えますか?なんでも結構な富裕層に属する方だそうです・・・
通りに出ると地域の人々への掲示板のようなものがありました。
こんなひなびた胡同ですが、マンション暮らしが当たり前の北京では、こうした家に住む事は高値の花だそうです。ですからこんなお金持ちの豪邸もちらほらと見かけました。
その後は市外にある歴代皇帝の別荘があった頤和園に行きました。
西太后が莫大な費用をかけたというだけあって実に見事な空間でした。説明によると風水上、素晴らしい立地条件に建てられたということで確かに歩いているだけで気分がスッキリしてくる場所でしたよ。
この日の夜、ホテルのバーでいただいた中国産のワインが22元、日本円で2,500円ほどですがフルーティーで見事な味でした。
宿泊したのは北京飯店ですがバーの雰囲気もとてもよかったです。
一夜明けて発展する北京の街中で一際異彩を放っていたのが、あのビル・ゲイツが年間4億円で2フロア借り切っているという超豪華ホテルです。
そして北京オリンピックのスタジアムと・・・発展する北京の街を見つつ、北京の街を後にし
あの万里の長城に到着しました!
お天気もよいハイシーズンだけあって、人も多いのですが、
眺めも素晴らしく、
山の稜線に沿ってはるか彼方まで続いていく長城の姿にしばし見とれてしまいました。
この日のお昼は北京ダックの名店、全聚徳でいただきました。
日本だと皮しか食べない北京ダックですが、このお店はしっかりお肉も出していました。
このお店の甜麺醤はこっくりとしてさすが名店だな・・・と思いました。面白かったのが、ねぎ、ピン(餅)、北京ダックと一つずつ食べても今ひとつピンとこないのですが、3つを一緒にいただくと実に素晴らしい味になるのです。
北京名物の什錦炒飯(五目炒飯)もなかなかのお味でした。
食後は天安門広場へ行きましたが、いやはやその広さは大変なもので・・・
これでもかと歩いて天安門を抜けると昔の皇帝の居城、紫禁城の入口、午門があり、
午門をぬけ歩いて歩いて足が棒のようになってたどり着いたのが、かつて戴冠式が行われていたという太和殿です。とにかくその広さ、スケールには圧倒されるばかりです。
近くによるとそびえたつかのような大きさでした。
この宮殿内の所々にあったのがこの金属製の鉢。これかつては水があって防災用に使われていたそうです。水が凍る冬には下で火を焚いて氷と溶かしていたそうです。
宮殿内にはいたる所にこのような玉座がありかつての栄光の日々を感じさせるものがありました。
個人的に気になったのがこの広大な宮殿内は不思議なくらいに木というものが無い、「石」の空間なのです。ガーデニングが好きな私としては息が詰まるような感覚に襲われ、前日の頤和園と比べて正直ここは人間の住む場所ではないな、と感じました。