10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
「カラダとココロにやさしい料理」をテーマに豆乳・ヨーグルト・五穀米などカラダにやさしい食材を使った和・洋・中・パン作りを教えています。
幼い頃から母や祖母から教わった日本の伝統の味と様々なレシピとの出会いから学んだ経験で心も温まるお料理作りのコツを日々紹介しています。
普通に手に入る食材で無理なく体にやさしくプラス美味しいお料理を皆さんのテーブルに提供するお手伝いが出来たらと思っています。
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
出発日の朝、早めに起きて北京の街、それも普通の庶民の生活を見るためにくり出してみました。
パック旅行で自由時間が皆無だったので旅行先では好きな物を食べたい私にとっては何とも耐え難かったのですが実は私が北京に行ったのはおりしも日中関係が一番ピリピリしていた時。地方ではデモがあり、家族とはとても心配していたようです。自由時間が全くなかったのはそういう事情のせいなのかもしれません。
さてちょっと裏に入ったところで見つけたのがこのお店。日本でも最近おなじみの刀削麺のお店です。
街の食料品店のインスタント食品のパッケージは日本に比べてカラフルですね。四川風の激辛ラーメンが数種類ありました。なんとも本場中国らしいです。
道端では油條(中国風揚げパン)を作っています。
その横では出来立てのお豆腐が湯気を出しています!
食べたい、食べたいと伝えるとビニールにくるんだどんぶりに熱々のお豆腐、そこにラー油とお醤油、6種類くらいのスパイス、香菜をのせたものが出てきました。
言われるままにお金を出すと、油條もついてきました。どうやらセットのようです。
お豆腐は絹越しで実に濃厚な味わいで上の薬味もパンチがきいていて油條の味も最高、この旅行で一番安いお店なのに最高の味でした!しかし日中関係の影響でしょうかお店の人も、周りのお客さんも実に冷ややかな対応で正直落ち着いて食べることもままならない雰囲気だったので、さっさと食べてお店を後にしました・・・
今まで観光客相手のレストランしか行っていなかったのですから、これがむしろ本当の中国なのかもしれませんね。
その他にほかほかの餃子や小ぶりの肉まんを売るお店もありました。ここでもいつか餃子と肉まんを買いましたが、皮が手作りで実に味わい深いのです。
他にもクレープのようなものを焼くお店、
家常菜とありますけど、お惣菜という意味でしょうね。こういうご飯屋さんが軒を連ねて繁盛しているのは実に中国らしい風景です。ただ本音を言うと日本人としては、衛生感覚のちがいや独特の雰囲気に圧倒されてしまいますね。
ふと見ると自転車の荷台にお豆腐がつまれていたり・・・
何袋もかかえて持ち帰る人がいたり、まあとにかくすごい活気です。
しばらく歩くと王府井(銀座のようなところ)の裏に出ました。ここはもう観光客エリアなので浅草のような雰囲気ですが物凄い強引な客引きがいます。
なんとも中国らしい店先、
甘栗屋さんと何か中華街を彷彿とさせる風景です。
ところで面白いものを発見しました。Honey Yoghrut,そう蜂蜜ヨーグルトです。老北京とありますから北京に昔からある名物なのでしょう。素焼きの器に入っていて、大丈夫かしらと思いつつも、買ってさっそく食べてみたところとっても濃厚で美味しいのです。
その後も歩くと、観光客エリアなのでトカゲやらサソリの串ざしのお店が
軒を連ねていました。これは蛙でしょう。
タランチュラのような毒グモまで。先ほどまでいた庶民的な界隈ではこういうものは見かけませんでしたから、やはりこういうものは北京の人も食べないのでしょう。
その後はデパートに行きましたが、ケーキ売り場のケーキが桃型のものがありました。中国らしいですね。
食品コーナーには日本のスーパーのようにパックつめになったものが。とても美味しそうでしたが、価格は現地の人からすれば私たちが紀伊国屋でお惣菜を買うのと同じくらいに高いものだと思います。
自然食品も売っていました。
オーガニック・フードなんてここはやはり王府井のスーパーだからおしゃれです。(ここでなぜだか撮影するな、と注意を受けました)
最後にたっぷり庶民の生活をのぞいて小旅行を終えた私たちは帰路に着きました。今まで中国は四川や上海など、それも陳先生と行く食べ歩きツアーだったので最終日に北京の庶民の生活をかいま見た時は、それは驚きましたが同時にとてもよい体験が出来たと思います。
あのアツアツのお豆腐どんぶりをなんとか再現してお教室でもご紹介出来たら・・・などと思っております。